「石田三成と津軽の末裔」佐賀郁朗
2007年01月15日 (Mon) 12:55

石田三成と津軽の末裔―「極楽寺系図」の探索から解き明かされた真実
北の街社/佐賀 郁朗
本書は、父方が「杉山」という姓である著者の兄上がNHKの関ヶ原合戦を扱った番組を見て思い出し「父(故人)から石田三成の末裔であると聞かされているので調べてみてくれ」と、著者へ依頼された事をキッカケにした、長年の調査の詳細がまとめられています。
杉山宗家や他家の系図、それに古い記録から導いた結果「次男・重成が津軽に落ち延び杉山姓を名乗った」のは事実である事と、三成には三男三女がいたと結論しています。また、最終章では「岡重政に嫁いだ三成の娘の血脈から、三代将軍・家光の側室と、徳川御三家である尾張藩主の生母も出たために、なおさら経歴を詐称せざるをえなかった」事がよけいに事実を分かりにくくしたとも書かれています。
…と、オチだけを明かしてしまうと簡単に終わってしまいますが;、この調査の長い経緯や資料(古い記録)のコピーもいくつか掲載されており、血脈を突き止めてゆくプロセスがなによりも面白い部分でありました。そういえば「家系図」「作成」等のキーワードでググってみると家系図を作成してくれるサイトが多数見付かりますが、目的を持って個人で調べている人もいらっしゃるようでございますね。
以下はまったくの余談ですが、私自身は石田三成という人に惹かれて本書を手にしただけで、自分の血統にはなんの興味も湧きません。でも夫の家系は調べるまでもなく某藩主に連なるものなので、歴史好きの身として…本音ではちょっと羨ましいナ〜と(^^;






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